20代で初めて抑うつをやった時のはなし【2】
ある日肩甲骨あたりに強烈な痛みを伴う水ぶくれができた
3年は我慢しろの呪縛でマリオネット状態で動いていた私ですが、
ある日右肩甲骨あたりに吹き出物のようなものができていることに気づきました。
少しかゆみがあり、あせもかな?と思っていたのですが、
日に日に水ぶくれのようなものが肩甲骨をぐるっと囲むような形で増えていきました。
そのころには少しかゆかったぐらいの違和感がけんざんで刺されたような痛みに変わっていました。
さすがにこれはまずいのではとは思ったものの、
病院に行く時間が無かったためとりあえず休み時間に産業医に見てもらうことにしました。
謎の水ぶくれを産業医に見てもらった結果
休憩時間に産業医に見てもらうと、
「んーただのかぶれのような気もするし。とりあえず皮膚科に行ったほうがいいかも」
とのこと。
産業医が見てもわからないなんて、そんなに珍しい症状なの?
と産業医に若干の不信感を抱きながらも、
自力で治せそうならそれに越したことはないなと思い
Yahoo!○恵袋やG○ogleの画像で似たような症状がないか調べてみました。
その結果
帯状疱疹
という症状にかなり近いことがわかりました。
<帯状疱疹とは>
帯状疱疹は神経に潜んでいた水痘・帯状疱疹ウイルスが活性化することで発症する皮膚疾患です。
ここまで調べて自力で治せそうにないなと思い、
急遽仕事終わりに皮膚科に行くことにしました。
普段は上司に早退したいなんて言えない私ですが、さすがにその時は勇気を振り絞り
なんとか早退させてもらいました。
皮膚科を受診した結果謎の水ぶくれの正体はやはり…
謎の水ぶくれの正体は皮膚科で診察してもらった結果、やはり
帯状疱疹でした。
私「あーやっぱりですか」
先生「あれ?帯状疱疹って知ってた?」
私「ネットで似たような症状調べて、なんとなくそうかなって」
先生「そっか。のぎたさん。帯状疱疹が出るということは身体から見ても精神的に見ても
かなり、深刻な状態なんです。会社は休んだほうがいいです。」
私「・・・。」
先生「そっか。休めないんだね。そうだよね。一応軟膏と痛み止め、その他飲み薬を出しておきます。
もし来れたら1週間後きてね。仕事は無理したらだめだよ。できるなら休みをもらってね。」
こんな感じの会話のやり取りをして診察は終わりました。
皮膚科に行ってようやく自分の状態をしった
皮膚科から帰りながら
- 自分は身体も心も限界になるまでちゃんと頑張れていたんだな
- でも帯状疱疹は水疱瘡をやったことがある大人なら移らない→休めない
- ただでさえ辛いのにこんな痛みに耐えながら仕事しないといけないんだな
- 頑張って、頑張ってその先が帯状疱疹の痛みに耐えながら仕事って私がなにしたんだよ
こんなことを考えていました。
そして結局のところ帯状疱疹になって今の自分ってやばい状態まで来てんだなと知ったからと言って
どうすればいいのかはわかりませんでした。
そんなこんなで更にそこから1年会社勤めしていたのですが
さらなる展開が待っていました。