ふきん・タオルの臭いは面倒な煮沸なしで取れる!毎日できる簡単な方法
ある日、旦那が洗った手を振って水切りしていたので、
ふきんで拭きなさいよ!と言った時のこと。
確かに臭かった。
しょうがないのでふきんの臭いを取ることになったのですが。
ふきんやタオルの臭いには煮沸消毒がいい!
と、知ってるけれど、正直面倒と思った私。
煮沸しなくても楽にふきんやタオルの臭いを取る方法がないか研究しました。
そして見つけました!
煮沸なし!毎日できるくらい簡単にふきん・タオルの臭いを取る方法を紹介します。
ふきん・タオルの臭いは面倒な煮沸なしで取る簡単な方法
ふきん・タオルの臭い取りで用意するもの
- 臭くなったふきん・タオル
- ボウル
- ケトル(熱湯)
- 酸素系漂白剤
酸素系漂白剤を入れる量はパッケージ裏などに書いてある用法に従ってくださいね。
酸素系漂白剤は弱アルカリの為、素手だと手が荒れることがあります。
心配な方は手袋などをして直接触らないようにしましょう。
たったこれだけでいいんです。
これなら毎日できると思いませんか?
でもこんなんで本当にふきんやタオルの臭いが落ちるの?
と思いましたよね。
何故煮沸なしでも臭いが落ちたのか解説します。
煮沸なしでもふきんの臭いが落ちた理由
ふきん・タオルの臭いの原因って何?
ふきん・タオルの臭いの原因はずばり菌の糞や死骸です。
菌の中でも特に臭いの原因となる菌がモラクセラ菌という菌です。
臭い菌モラクセラ菌を退治する方法と糞や死骸を取る方法は?
モラクセラ菌は60度以上の温度で15分〜20分で死滅します。
室温25度の時ケトルで沸騰したお湯を出してから60度になるのは大体20分前後です。
つまり、わざわざ煮沸しなくてもケトルのお湯に着け置きでも殺菌できてしまうことになります。
煮沸は無駄ということ?
モラクセラ菌以外の臭いの原因となる菌の中には80度以上の熱に15分以上当てないと
死なない菌があるため無駄ではありません。
ただ、高温でないと死なない菌は少ないので
熱湯の漬け置きでも十分消臭効果はあります。
参考文献
https://www.shikoku-u.ac.jp/education/docs/B42p013-016.pdf
漬け置きでほとんど菌が死滅するのに漂白剤を使う理由は?
前文でも書きましたがお湯だけの場合、
高温で漬け置きしないと死滅しない菌があります。
そのため漬け置きでも殺菌効果のある酸素系漂白剤を利用します。
勿論酸素系漂白剤はモラクセラ菌にも効果があり
さらに酸素系漂白剤が活発に動いてくれるのは40〜60℃のため
追い打ちをかけることができるのです。
酸素系漂白剤じゃなくても塩素系漂白剤でもいいの?
塩素系漂白剤は60℃以上になるとものすごい速さで殺菌成分がなくなってしまいます。
そのためお湯で漬け置きする場合は酸素系漂白剤を利用します。
酸素系漂白剤と塩素系漂白剤どっちがより殺菌してくれるの?
効果が出る時間は違えど、
最終的な殺菌効果はほぼ同じぐらいあります。
そもそも2つの成分の違いについてですが
塩素系漂白剤は有効遊離塩素というアルカリ成分
酸素系漂白剤は炭酸ナトリウム過酸化水素化物(以降炭酸ナトリウム)という弱アルカリ成分です。
最終的にどちらも活性酸素といわれる成分ができ、
活性酸素の酸化作用で殺菌効果を発揮するのですが
酸素系漂白剤のほうは活性酸素になるまで遊離という
活性酸素になるまでの段階が多いため殺菌までの時間がかかります。
参考文献
http://portal.dl.saga-u.ac.jp/bitstream/123456789/121182/2/gushiken_201308.pdf
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jvsj2/54/9/54_9_467/_pdf
私が使用してるお勧めの酸素系漂白剤
私が使用している酸素系漂白剤はNICHIGA(ニチガ)の3Kgタイプのもの。
他のメーカーよりとにかコスパがいい!
3Kgって多すぎ。。。
と思うかもしれませんが、毎日ふきんを除菌+掃除などで使うと3カ月〜4カ月ぐらいでなくなります。
気になった方は是非チェックしてみてくださいね。